
市販の布製マスクなどは完璧な予防にはならない?

1/28,12:00(日本時間)現在。中国国内患者数4515人、死者は106人確認されています。
1/29,12:00(日本時間)現在。中国国内患者数5974人、死者は132人確認されています。(症状の重い患者数は1239人と報道されています)
中国で猛威をふるっている新型コロナウィルス(2019-nCoV)ですが、現在も中国の患者数は増えつづけ、また中国国外の感染は米国、フランス、韓国など日本を含めると10か国以上に増えています。
さらに、WHOも新型コロナウィルスの評価を『世界的にも高リスク』と日報を訂正しました。(2020/01/28)
現在も拡大を続けているコロナウィルスですが、感染の予防対策として市販用の布製マスクを使用することは適切ではないようです。
根拠として、2015年の研究では、マスク単独でのインフルエンザやかぜなどの予防効果は示されていないことがあげられます 。
出典:Facemasks for the prevention of infection in healthcare and community settings
市販のマスクの多くは隙間が大きく、空気フィルターがないものも多いためです。ただし、くしゃみやせきの噴出に触れないことでウイルス感染リスクを下げたり、手に付着したウイルスを口から体内に入ることの予防にはなります。
また、今回のコロナウィルスなどのウィルスの飛沫サイズは 5.0μm以下であるため、市販で買うことの出来る布製の花粉対策用マスクでは空気によって運ばれたウィルスの感染の完全に防ぐことは難しいようです。(スギ花粉のサイズは30~40μm)
サージカルマスクやN95マスクを使用しよう

では、どういったマスクを使用すればいいのかといえば、サージカルマスクやN95マスクの使用が推奨されます。
また、マスクの効能を十全に発揮するためには正しい着用方法が重要になります。
空気の漏れが少なく、自分の顔にしっかりフィットするマスクを着用しましょう。
一般社団法人 日本衛生材料工業連合にマスクの選び方について詳しい説明がありましたので、気になる方はご参考になさってください。
さいごに

今後マスクが不足するのではないかという不安感などから、メルカリなどの一部ネットオークションサイトでは値段が3倍程度に高騰しています。が、今のところそのようなサイトで無理に買う必要はありません。
多くの大手通販サイトや専門店でもまだサージカルマスクやN95マスクは販売しています。慌てず、適切な金額の販売サイトで買うようにしましょう。
また、当サイトではamazonと楽天において評価が高いマスクを紹介いたしましたが、世に出回っているマスクはまだまだ多くあります。
このサイトにあるマスク以外もいくつかのサイトで調べてみて、本当にあなたが満足できる商品を見つけていただけると嬉しく思います。
(情報は随時更新いたします。2020/01/29)
こんな記事もおすすめ
【新型】コロナウィルスの症状は?対策は?【武漢】
コメントを残す